国民的飲料として愛されるカルピス。家庭で作る冷たいデザートのレシピに、テレビで見たあの手作りシャーベットがありますね。今ではすぐに飲めるカルピスがありますが、かつては原液から自分で薄めて楽しんでいたもの。この原液を使って、シャーベットやスイーツが作れるんです。今回は、そんな手作りシャーベットに焦点を当ててみましょう。
カルピスの由来
多くの人に親しまれているカルピスですが、実は長い歴史を持っています。1919年7月7日に販売を開始したこの飲料は、三島雲海氏がモンゴルで遊牧民の発酵乳飲料「ジョッヘ」を飲んだ経験に触発されて生まれました。この酸乳飲料の製法をもとに、日本での健康と美味しさを追求し、ついに「醍醐味」、「醍醐素」として商品化しました。これが今日のカルピスの前身となります。
カルピスの進化
年代を経て、カルピスは様々なフレーバーを市場に投入してきました。最初は茶色の瓶に入っていましたが、後には紙パックや4層構造のプラスチックボトルに移行しています。当初のパッケージデザインは青地に白の水玉でしたが、七夕をイメージして白地に青の水玉に変更されました。
カルピスは高濃度の乳酸菌飲料で、水や牛乳で希釈して飲むのが一般的です。しかし、生活様式の変化に伴い、希釈が必要なカルピスの需要が減少。これに対応して、希釈不要のカルピスウォーターが発売され、大ヒットしました。
カルピスシャーベットのレシピ
手作りシャーベットのレシピはとてもシンプル。カルピス原液と牛乳、そして少しのレモン汁を混ぜ合わせ、冷凍庫で凍らせるだけ。凍ったら、バックをもんだり、タッパーでかき混ぜたりして食感を整えます。
トマトグラニテ版カルピスシャーベット
次は大人向けのデザート、「トマトのグラニテ」です。湯むきしたミニトマトとカルピスを混ぜて凍らせ、削り取って盛り付けるだけ。トッピングにレモンやバジルを添えれば、見た目も鮮やかな一品に。
カルピス活用!簡単自家製シャーベットの提案
手軽に作れるデザートとして、ファンシーな仕上がりのシャーベットをご紹介します。フランス発祥の氷菓、グラニテをベースに、レモンの薄切りや小さなトマト、新鮮なバジルを使い装飾することで、見た目にも涼やかなデザートが完成します。カルピスとミニトマトの甘酸っぱさがマッチし、牛乳を使わないレシピなので後味が爽やかです。
カルピスを使ったパイナップルシャーベット
牛乳を使わないもう一つのシャーベットは、トロピカルな「パイナップルシャーベット」です。新鮮なパイナップル、レモン汁、カルピスをブレンドし、冷凍します。何度か撹拌することで、ふんわりとした食感になります。ミントやパイナップルのスライスを飾り付けて、見た目にも美しいデザートの完成です。カルピスの量はパイナップルの甘さに応じて調整しましょう。
手作り「もみもみカルピスシャーベット」
テレビCMで見たあの「もみもみカルピスシャーベット」の作り方も紹介します。カルピスと牛乳を混ぜ、好みのフルーツを加えて冷凍。もみもみして食感を出し、フルーツが素敵なアクセントになります。牛乳を加えることでコクが生まれ、牛乳なしで作ればさっぱりした味わいが楽しめます。
七夕にちなんだカルピスシャーベット
カルピス発売日である七夕にちなんだ特別レシピもご紹介。カルピスシャーベットとブルーハワイゼリーを組み合わせたメニューです。カルピスシャーベットは缶詰フルーツと混ぜ、ゼリーはブルーハワイシロップで作ります。七夕の雰囲気を出すために星形にカットしたゼリーをトッピングするのがおすすめです。
カルピスで作る夏のお楽しみシャーベット
乳酸菌が豊富なカルピスを使ったシャーベットは、子供から大人まで楽しめる夏のデザートです。牛乳を使ったり使わなかったり、フルーツを加えたりと、様々なアレンジが可能。一緒に作る楽しさも味わいながら、夏を涼しく過ごしましょう!