お菓子作りに不可欠な「チョコチップ」は、クッキーやケーキに加えることで見た目も味もグレードアップします。
とはいえ、特定のシーズンでは入手が難しくなったり、量の割に値段が高いこともしばしば。
「チョコチップを少し使うだけで、わざわざ買うべきかどうか…」と迷うことも。
そんなとき、身近にあるものでチョコチップの代替ができれば便利ですよね。
そこで今回は、そんな時に役立つ「チョコチップの代用アイデア」をいくつかご紹介します。
お菓子作りに役立つ！チョコチップの代わりになる５つのアイデア
板チョコの活用方法
板チョコは、お菓子作りにさまざまな形で使える便利なアイテムです。手に入りやすく、価格もお手頃なのが魅力。
板チョコをチョコチップの代わりにする場合は、粗めに刻んで食感と見た目を豊かにできます。
甘さや種類の豊富さも板チョコの特徴です。お菓子に合わせてチョコレートを選ぶのも楽しみの一つ。ただし、バレンタインなどの時期には品薄になることもあるので注意が必要です。
元の形状が長方形であるため、小さい丸い形にするのは少し工夫が必要かもしれません。
チョコベビーを活用しよう
手頃な価格で量も豊富なチョコベビーは、多くの人にとって懐かしい味のお菓子です。
円柱形のチョコベビーは、チョコチップに形が似ており、クッキーやケーキに加えても自然に馴染みます。
大容量パックを取り扱っているディスカウントストアやドラッグストアでの購入がお勧めです。
ただ、チョコベビーはチョコチップに比べて溶けやすく、暖かい場所ではすぐに溶ける可能性があります。
焼き菓子に使用した際も、オーブンの熱で溶けやすく、チョコチップとは異なる食感になるため、少し物足りなさを感じるかもしれません。
カラフルコーティングチョコ（M&M）の魅力
海外製のカラフルコーティングチョコ（M&M）は、鮮やかな色合いと味わいで多くのファンを持っています。
日本でも容易に入手できるこの菓子は、クッキーやケーキに加えるだけで、一気に洗練された華やかな印象を与えます。
コーティングが施されているため、焼き菓子に使っても形が崩れにくいというメリットがあります。
しかし、国産チョコレートに比べると価格が高めで、量も少なめですので、大量に使用する際はコスト面での検討が必要です。
アポロ（三角チョコ）の使い方
可愛らしいデザインで幅広いグッズにも使われている、人気のアポロ。
これをクッキーやケーキに練り込むと、味はもちろんのこと、見た目もとても魅力的になります。
ただし、三角形状のため、丸いチョコチップのように均一に使うのは少し工夫が必要です。
焼き菓子に使う際には、溶けて形が変わることがあるため、思った通りの見た目にならないこともありますので、その点には注意が必要です。
マーブルチョコの活用
50年以上の歴史を持つ、日本初の粒状チョコレートであるマーブルチョコ。
鮮やかでちょうど良い大きさのマーブルチョコは、クッキーやケーキ生地に混ぜ込むのに最適ですし、パンケーキやケーキのトッピングとしても映えます。
しかし、チョコチップに比べてサイズが大きいため、小さなクッキーでは使いにくく、生地とのバランスを取るのが難しいです。
マーブルチョコを活用する際は、大きめのクッキー作りなど、少し工夫することが求められます。
チョコチップ代用品を使う際の重要ポイント
チョコチップの代用品を使う場合、特に注意すべきは「量」の管理です。
多くの代用品はチョコチップより大きめなので、同じ量を使うと生地のバランスが崩れる恐れがあります。
以下のような問題が生じることがあります：
●使用量による影響
生地が粘り気を持つようになることがあります。チョコレートは焼き中に溶けるので、量が多いと生地から溢れ出し、適切に固まらないことがあります。
ケーキの膨らみが悪くなることもあります。チョコレートが重くなりすぎるとスポンジ生地が圧迫され、膨らみにくくなることがあります。
また、生地に馴染まない問題も。粒状のチョコレートは多量に使用すると、成形時に生地からこぼれやすくなります。
適切な量を使用すれば、どの代用品も美味しいチョコチップの代替として活躍します。
まとめ
板チョコを粗く砕くことで、チョコチップの代わりに活用できます。
チョコベビーはサイズと形状がチョコチップに似ており、使いやすいです。
M&Mのようなカラフルコーティングチョコを使用すると、視覚的にも楽しいスイーツが作れます。
アポロのような三角形のチョコは扱いにくさはありますが、独特のチョコチップとして使用できます。
マーブルチョコは大きめなので、使用量に注意が必要です。
代用品を使う際は、適切な量を心がけましょう。
