たまにしか使わない豆板醤がないとき、麻婆豆腐を作ろうとしてから気づくことがあります。
豆板醤が手元にないとき、どのように対応すれば良いのでしょうか?
豆板醤がない場合の麻婆豆腐の作り方をいくつかご紹介いたします。
豆板醤の代わりにラー油を使うのは問題ない?
豆板醤がない時は、ラー油で代用可能です。ただし、使う量には気をつけましょう。
ラー油を使ってさらにおいしくするコツもお伝えします。
そもそも豆板醤ってどんな調味料?
豆板醤はソラマメを主原料とし、米麹ではなく豆の麹で作られています。
豆板醤の代用可能な調味料
それでは、レシピに合わせて代用できる調味料を見ていきましょう。
麻婆豆腐用:
⦁ コチュジャン
チーズタッカルビに使うことの多いコチュジャンは、もち米と唐辛子で作られた唐辛子味噌です。豆板醤よりも辛さが控えめなので、辛いものが苦手な方にもおすすめです。
ただし、コチュジャンには糖分があるため、炒める時に焦げやすいので注意が必要です。
⦁ キムチの素
豆板醤がない時に、キムチの素と味噌で麻婆豆腐を作ると、キムチの酸味が良いアクセントになります。家族も気づかず楽しんでくれることでしょう。
担々麺用:
唐辛子の辛味と味噌の風味があれば、ラー油を加えるだけで、豆板醤なしでも美味しい担々麺が作れます。
エビのチリソース炒め用:
辛味がメインでない料理なら、コチュジャンだけでも充分です。辛さの調整にはラー油や唐辛子、タバスコなどが使えます。
豆板醤の代わりになる、辛くない調味料は?
辛くない調味料を探しているなら、甜麺醤がおすすめです!
普通の赤味噌だけだと和風の味が強く出てしまい、本格的な麻婆豆腐の味わいから遠ざかってしまいます。そこで、甜麺醤を加えると、風味が深まり、和風の要素が減り、本格的な麻婆豆腐に近づきます。
甜麺醤の魅力は、その辛くない味わいです。ただ、甜麺醤だけだと甘みが強くなるため、赤味噌と醤油を加えてバランスを取るのがおすすめです。
もう一つのおすすめは豆味噌、特に八丁味噌です。豆板醤と同様に豆の麹を使用しているため、味わいに似た点があります。少し高価ですが、中京地方でよく使われており、その深い味わいが麻婆豆腐にも良く合います。
実際に、豆板醤を使わない麻婆豆腐のレシピもあり、その完成度はとても高いですよ!
まとめ
豆板醤がなくても代わりになる調味料は数多くあります。ラー油以外にも、甜麺醤、コチュジャン、キムチの素、豆味噌など、家にある調味料を使ってオリジナルの麻婆豆腐を作ってみるのはいかがでしょうか。