オーブンはお菓子作りや複雑な料理に大活躍するキッチンの必需品です。
ただ、天板が付属していないオーブンも存在し、これが調理時の問題になることがあります。
長期間使わなかった天板がどこにあるのか分からなくなることも、時には起こります。
特に最新のオーブンレンジでは、ターンテーブルはあっても天板がないモデルが存在します。
オーブン用の天板が見つからない!そんな時、どうすればいいのでしょうか?
大きめの食品を焼く際は問題ないですが、小さな物や液体を含む食品、多数の具材を使った料理を焼く際には、天板の不在が不便になります。
そんな時のために、オーブン用天板として使える代用品をご紹介します。
オーブンの可能性を最大限に引き出すためのアイテムを見ていきましょう。
オーブンで使用可能な天板代替アイテム5選
オーブン用の天板代替品を選ぶ際には「耐熱性」が重要です。
一般的に、金属製や耐熱性を持つ容器が適しています。
お勧めのアイテムは以下の通りです。
・耐熱性のある皿
・ターンテーブルやフラットテーブル
・取っ手の取れるフライパン
これらを活用して、オーブン料理の幅を広げてみてください。
金属製のトレイやバット
金属製のトレイやバットは、肉料理をはじめとした様々な料理に適しており、風味を逃がさずに調理できます。
これらをオーブンの網の上に置くだけで、天板の代わりになります。
トレイやバットにクッキングシートやシリコンマットを敷くと、焦げ付き防止に役立ちます。ただし、シートがはみ出さないようにカットすることが重要です。
トレイとバットの主な違いは深さにあります。トレイは浅く、バットは深いものとされています。
ロールケーキ型の活用
ロールケーキ作りに使う四角いケーキ型は、サイズが合えばオーブンの天板として活用できます。
これらの型は深さがなく、クッキーなどの薄焼きに最適です。
ほとんどのケーキ型はオーブン使用を前提に作られていますが、実際に使用する前にオーブン適応かどうかを確認することが大切です。
耐熱皿を使った方法
グラタンやドリアなどの調理に耐熱皿が役立ちます。
オーブン対応の耐熱皿やカップに材料を入れ、そのままオーブンの網に置いて加熱できます。
これらの皿はそのまま食卓へ出すことも可能で、利便性が高いです。
ターンテーブルやフラットテーブルを活用
特にオーブンレンジに適した方法です。
オーブンレンジにはターンテーブルやフラットテーブルが搭載されていますが、これらはレンジ専用と思われがちです。しかし、機種によってはオーブンの天板として使えることもあります。
使用可能かどうかは機種により異なるので、取扱説明書で確認することが必要です。
回転機能があるため、均一に加熱したい料理やお菓子作りには特に適しています。
取っ手の取れるフライパンの利用
取っ手が取り外せるタイプのフライパン、たとえばティファール製品はオーブンの天板としても使用可能です。
料理の下ごしらえからそのままオーブンでの調理が可能で、時間の節約になりながら複雑な料理も作れます。特に忙しい方には便利な方法です。
オーブンの天板代替品選びのポイント
オーブンの天板代替品を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
オーブン適合性の確認
以前も触れたバットやトレー、耐熱皿についてですが、それらが実際にオーブンに適しているかどうかを確認することが大切です。
耐熱とされる皿でも、レンジ用であってオーブン用でないものが多いです。レンジとオーブンでは温度の扱いが異なります。
多くの場合、皿の裏面にあるシールにはレンジとオーブンでの使用可否が記載されています。レンジ使用禁止のものはオーブン使用も避けるべきです。
家にある古い皿をオーブンで使うのはリスクが伴います。使用中に割れることもあるため、新しい皿を購入することを推奨します。
特に、グラタン皿などはほとんどがオーブン対応しているので安心です。
サイズの確認
代替品を購入する際は、オーブンの内部サイズを正確に測定することが重要です。外側ではなく、内部のサイズを測ることを忘れないでください。
また、元々天板が付属しているオーブンの場合は、天板を置くための突起部分もサイズ計測に含める必要があります。
天板の必要性の再検討
特にオーブンレンジに関連するポイントです。
市場には、ターンテーブルをオーブン用天板として使うオーブンレンジが多く存在します。
製品の説明書には、オーブン使用時の指示が記載されているため、細部にわたり読み込んで確認することが大切です。
ターンテーブルを天板として使える場合は、クッキングシートを敷いてそのまま使用することが可能です。
ただし、天板を使用する場合と比較して、加熱方法が異なる可能性がある点に注意が必要です。
レシピに記載されたオーブン使用時間は、通常天板を使用した場合のものです。
そのため、代替品を使用すると加熱時間に差が出ることがあります。料理が焦げないように、慎重に様子を見ながら調理を進めましょう。
オーブンの天板代替品選びのヒント
オーブンの天板に代わるアイテムとして、オーダーメイドの選択肢もあります。
これまでにいくつかの代替品をご紹介しましたが、最も確実な方法は「オーブンの販売元に直接問い合わせる」ことです。
もともと天板が付属しているタイプのオーブンなら、天板だけを追加で購入することができる場合があります。
費用はかかるかもしれませんが、安全性を考えると最良の選択です。
しかし、天板の購入ができない場合や、そもそも天板が付属していないオーブンの場合も考えられます。
そのような場合には、オーダーメイドで天板を作成してくれるサービスが利用できます。
コストは高めですが、頻繁にオーブンを使用する方にとっては便利なオプションです。
まとめ
オーブンの天板代用品は耐熱性が重要です。
金属製トレイ、バット、ケーキ型、耐熱皿、取っ手が取れるフライパンが代用品としておすすめです。
オーブンレンジでは、ターンテーブルやフラットテーブルが天板代わりになることがよくあります。
代用品を選ぶ際は、正確なサイズ測定が必要です。
オーブンの天板は販売元に問い合わせることで購入できる場合もあります。
オーダーメイドで天板を作成するサービスも利用できます。