バジルは、ただ見た目を美しくするだけでなく、料理に独特の香りを加えるハーブとしても重宝されています。
特にイタリア料理には不可欠な食材ですね。
でも、家にあまり使わないからストックしていない、または使い切ってしまっている場合、どう対処すればいいでしょう。
バジルがないときの困った状況を解決するための『バジルの代替品』をご紹介します!
バジルの代替食材6選
バジルはトマトやチーズと相性が良く、イタリア料理には欠かせません。
バジルがなくても料理はできますが、味わいが少し足りないと感じることもあるでしょう。
代替品を知ることで、料理のバリエーションが広がり、新しいレシピを考案する楽しみが生まれます。
パセリ
乾燥して粉砕されたパセリは、バジルと似た外観をしています。
バジルの代わりに使うことができ、料理に振りかけたり、飾り付けに使ったりすることで見た目を美しくできます。また、肉料理の下準備で臭み消しとしても使えます。
使い方はバジルとほぼ同じで、手軽に利用できる代用品です。
パセリはピザやトマト、チーズを使った料理はもちろん、卵や牛乳を使ったパスタソースにもマッチします。
生のパセリはサラダや盛り付けの際のアクセントにも良いでしょう。
入手しやすいため、パセリは非常に便利な代用品です。
大葉
和食には欠かせない大葉ですが、実はバジルの代替品としても活用できます。
風味はバジルとは少し異なりますが、細かく切ることで香りが増し、臭み消しや香り付けに適しています。
鮮やかな緑色で料理に彩りを加えることも可能です。
特に和風パスタ作りには、大葉がぴったりの代用品になります。
生の大葉はスーパーで手に入りやすく、使い勝手も良いです。
ルッコラ(ロケット菜)
野菜売場で見かけるルッコラは、実はハーブの一種でもあります。
イタリア料理ではよく使われる食材です。
特に洋風サラダにはよく使われ、バジルの代替品としても優れています。
味はやや苦く、ゴマに似た独特の風味があります。
バジルの代わりとして十分に使えます。
タイム
タイムはハーブの中でも特に爽やかな香りが特徴です。
洋風の煮物に使用すると、食材の臭みを消し、良い香りを加えることができます。
タイムは風味が強いので、使う量を調整する必要があります。
セロリ
バジルとは違う香りを持つセロリですが、独特の良い香りが魅力です。
バジルと同じようにサラダに生で加えることができ、また煮込み料理で臭み消しに使うのにも適しています。
コリアンダー(パクチー)
コリアンダーは乾燥した種子や葉のスパイスとして知られていますが、生のコリアンダー(パクチー)も最近の料理でよく使われています。
料理の種類に応じてコリアンダーとパクチーを使い分けることで、バジルの代替として活用できます。
煮込み料理にはコリアンダーを、飾り付けや香り付けにはパクチーを少量使うと良いでしょう。
独特の香りがするため、使う量はお好みに合わせて調整してください。
バジルの代わりに使いにくい食材
バジルの代わりとして使えないわけではないですが、使いづらい食材についても触れてみます。
全く使えないというわけではなく、レシピや工夫次第で使うことができます。使いたい場合は、様々な方法を試しながら調整してみてください。
青梗菜(チンゲンサイ)や小松菜
バジルは主にイタリア料理で使われることが多いですが、アジア料理、特にタイ料理にも使われることがあります。
油を多用する炒め物では、青梗菜や小松菜がバジルの代わりとして使えます。
香りが弱く、食感もバジルと異なりますが、炒めることで美しい緑色を維持できます。
臭み消しや香り付けには不向きですが、見た目の演出には有効です。
ローリエ
ローリエは乾燥した月桂樹の葉で作られる香辛料です。
煮込み料理に加えたり、マリネ液やオリーブオイルでメイン食材と一緒に使うことが多いです。
主に臭み消しや風味の向上に使われるため、色鮮やかな見た目を求める場合には適しません。
生姜やにんにく
見た目の演出には不向きですが、特に肉料理での臭み消しにはバジルの代わりとして使えます。
ハーブではないため、香りは異なりますが、手に入りやすく普段から使用される調味料ですので、その点では便利です。
その他の代替案
・三つ葉
・ベビーリーフ
・しそ
・ローズマリー
まとめ
バジルの代わりに使える食材としては、パセリ、大葉、ルッコラ(ロケット菜)、タイム、セロリ、コリアンダー(パクチー)があります。
青梗菜(チンゲンサイ)や小松菜、ローリエは直接的な代替品としてはお勧めしませんが、アイデア次第で利用可能です。
その他の代わりになり得る食材には、青のり、三つ葉、ベビーリーフ、しそ、ローズマリーなどが考えられます。